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更新日 2003/12/10


  ペレット(空気銃弾)

 空気銃の弾は鉛か鉛合金で出来ています。 その製法は鋳造かプレスで型抜きするかのいずれかです。
 重さにして1g前後、直径4.5mmから5.5mmぐらいの小さなものを精度よく且つ価格も安く製造するのにはそれなりのノ
ウハウが必要でしょう。 製造されたペレットをパッキングする際、手荒く扱うとスカート部が変形してしまい、不良
品になってしまいます。 競技用ペレットの中にはスポンジ状の弾入れに一発づつ差し込んで、ユーザに届くまでの間
に、変形するのを防いでいるものも有ります。
 出来上がった製品を工場から販売店まで運送するときの衝撃やユーザが取り扱うとき与える衝撃などでも変形します
ので、ペレットは柔らかな製品と言えるでしょう。

 経験上言えることは、一つのパッケージの中にほぼ確実に変形したペレットが有ります。 変形ペレットの数は同一
銘柄のペレットでもパッケージごとにまちまちで、多いのも有れば少ないのも有ります。
 ユーザは購入したペレットを使う前に一つひとつ目視検査をして、使用可否を判断するのが良いでしょう。

 スカート部の多少の変形を余り気にする必要は無いと言う見方も有ります。 それは「発射のときスカート部にかか
る高圧の空気が変形を整形するから」だと言うものです。

 ペレットの変形は目で見て判りますが、内部の状態がどうなっているのかは判りません。 鋳造の場合内部に鬆(す
:内部の空洞)が出来ることが有ります。  鬆のあるペレットの写真

 試しにナイフやカッターでペレットを割って見て下さい、鉛や鉛合金なので簡単に出来ます。
 
 鬆があると重心が中心からズレます。 そのためライフリングで回転を与えられるとブレて回転し、命中精度が悪化
します。
 「行き先は弾に聞いてくれ」というペレットでは射撃にも猟にも使えません。 狙ったところに着弾する性能のペレ
ットとその能力を引き出す銃を使えば、射撃競技にも狩猟にも「鬼に金棒」でしょう。


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