1)ノックダウンターゲット フィールドターゲット競技は野原にノックダウンターゲットを置きそれを撃つのが本来の姿ですが、日本では射場以外 で撃つことが出来ないため「フィールドターゲットもどき」の射撃しか出来ません。 また、ノックダウンターゲットも 使えず、紙標的を使用しているのが現状です。 日本でノックダウンターゲットが使えないからと言って、ヨーロッパなどで使われている本物のノックダウンターゲット の仕組みを知らないでよい事にはならないでしょう。 ![]() レンジ色)の上にターゲット(茶色)を取り付け、台を地面(緑色)に アンカー(灰色)で固定します。 茶色のところが「フェイスプレート」で、いろいろな形に切り出します。 例えばカモとかカラスなどです。 四角いままでもかまいませんが、紙に絵を描きそれを貼り付けると射撃 の楽しみも大きくなるでしょう。 フェイスプレートはバネで後ろに引っ張られています。 黒の円は鉄板でフェイスプレートを弾から保護するため取り付けます。 フェイスプレート全体が鉄製ならばこのこの円形鉄板は必要有りません。 赤い円がヒットゾーンで、ここに弾が当たると得点になります。 フェイスプレートのこの部分(ヒットゾーン)は穴が開いていて、弾が 通り抜けるようになっています。 穴の後ろにはパドルと呼ばれる鉄板 があり、これがフェイスプレートを後ろに倒れないよう支えています。 ヒットゾーンを弾が通り抜けると弾はパドルに当たり、パドルが後ろに 倒れます。 パドルに支えられていたフェイスプレートは支えを失い後 ろに倒れます。 これがノックダウンです。 パドルにはフェイスプレートを貫通してヒモが付けられていて、射手が引っ張るとパドルとフェイスプレートが起き上がり、 元にもどります。 ノックダウンターゲットの動きを示す アニメーション |